沖縄で保護犬の里親になった話(4)きのえが我が家にやってきた!

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この記事では、保護犬きのえが我が家にやってくるまでの流れについてまとめています。

我が家にお迎えする保護犬を探し始めて1ヶ月、ようやく保護犬きのえと出会い、家族になろうと決意しました。

しかし、こちらが決めただけではきのえを引き取ることはできません。保護犬を引き取るには、保護施設側の自宅訪問や飼い主のための講習会を受ける必要があります。

今回は、保護犬きのえを引き取るまでの手続きや準備内容についてまとめています。

今回はわたしが新しいお家に引っ越すお話だよ!最後まで読んでくれると嬉しいワン♪
[日々、きのタロ。]沖縄で保護犬の里親になった話(3)保護犬譲渡会と譲渡犬説明会に参加してみた

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保護犬の里親になるために必要なこと

保護犬の里親になる場合、いくつかの条件や手続きをクリアしなければなりません。

保護犬きのえを引き取った我が家では、この3つの条件をクリアしました。

条件1 譲渡講習会を受講する
条件2 犬を飼うために必要なアイテムをそろえる
条件3 事前環境調査を受ける

保護施設の説明会に参加したり、譲渡会で配布されているパンフレットを読むなどして、どんな条件があるか事前に確認しておくとスムーズに進めることができます
[日々、きのタロ。]沖縄で保護犬の里親になった話(4)きのえが我が家にやってきた!

譲渡講習会を受講する

沖縄県動物愛護管理センターから保護犬を譲りうける場合、約3時間の『譲渡講習会』に参加します。

譲渡講習会では、犬を飼うための心構えや必要な環境、トレーニング方法などを学ぶことができます。

保護施設によっては持参物もあるので事前に確認しておきましょう。私たちが参加した講習会では、以下が必要でした。

譲渡講習会に持参するもの
  • 飼養環境事前確認書(Webからダウンロードして印刷)
  • 印鑑
  • 身分証明証
  • 賃貸契約書(賃貸住宅の場合)
  • 保証人の身分証明証(65歳以上世帯や独居世帯の場合)

約3時間の『譲渡講習会』を受講した後、職員さんによる『事前環境調査』の予約をしました。
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犬を飼うために必要なアイテムをそろえる

沖縄県動物愛護管理センターの職員さんによる『事前環境調査』は、翌週に決まりました。

その日まで5日ほど猶予があるので、犬を飼うために必要なアイテムを飼い揃えます。

譲渡講習会で持ち帰った資料には『事前環境調査までに準備しておくもの』リストが添付されていました。

事前環境調査までに準備しておくもの
  • リード・首輪
  • ケージ
  • フード(譲渡講習会でどのフードを与えているか教えてくれます)
  • 食器(フード・水)
  • キャリーケース
  • トイレ・ペットシーツ
  • お散歩セット
  • ブラシ

事前環境調査では、『犬が飼える環境なのか』をチェックするため、ケージやトイレも場所を決めて設置しておきました。
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事前環境調査を受ける

保護犬を引き取る前に動物愛護センターの職員さんが自宅訪問し、犬を飼育できる環境かをチェックします。

実際に事前環境調査をしてもらった私は、『里親希望者が本当に犬を大切に飼う覚悟があるか』をチェックしているんだろうなと感じました。

事前環境調査のチェック内容
  • 自宅敷地は塀や門があり保護犬が逃げにくいか
  • 室内飼いができるか
  • 室内で犬が生活する環境が確保されているか
  • 電気コードなど危ないものは犬がいたずらしないよう工夫されているか

お迎えする犬のためにどれだけ準備できたのか、それが飼い主としての意識チェックなんだと思います。もし、我が家が電気コードが散乱していたり、足の踏み場もないような散らかった家ではワンちゃんを飼う準備ができていないと判断されたかもしれません
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保護犬きのえの里親許可がおりる

[日々、きのタロ]沖縄で保護犬の里親になった話(4)きのえが我が家にやってきた!

沖縄県動物愛護管理センターの職員さんによる事前環境調査が終わった後、30分後には『おめでとうございます!許可が下りました』と連絡がきました。

嬉しくて電話口で小躍りしながら、いつお迎えにいけばいいか確認したところ…『早い方がいいので今日でもいいですよ』とのこと!

1秒でも早く連れて帰りたい夫と私は、キャリーケースを車に積み込み、一目散にきのえを迎えに行きました。

窓口で必要書類を書き込んでいると、職員さんに抱っこされたきのえが登場。遠目にもわかるくらい小さな体をぶるぶると振るわせて怖がっていました。

恐怖心を落ち着かせようとキャリーケースに入れたところ、職員さんの腕にオシッコの跡が…。

怖がりなのでちびっちゃうんですよね~。新しい環境でも少しのことでちびってしまうかもしれませんが、徐々に落ち着くと思います
[日々、きのタロ。]沖縄で保護犬の里親になった話(3)保護犬譲渡会に参加してきのえに出会う

ビビり犬への接し方などを教わり、キャリーケースの中で縮こまるきのえを連れて、帰路につきました。

ビビり犬きのえが我が家にやってきた

あらかじめ設置しておいたケージの中に、そっとキャリーケースを置いて様子を見ること1時間。キャリーケースの奥で丸まったきのえはピクリとも動きません。

キャリーケースの中に水とフードを置いて、引き取り当日はそっとしておきました。

その後、ものすごーくゆっくりときのえは周囲の色々なことに慣れていきました。

冷蔵庫がたまに『カチ』となる音や、遠くでゴミ収集車がビンを回収する音、風でひらひらと揺れるカーテン、庭の向こうで動くお隣さんの人影、家の中にいてもちびってしまうことがありましたが、少しずつ怖がらなくなっていきました。

あれから約1年4ヶ月、まだ風の強い日が苦手だったり、お散歩中に向かいから自転車が来るとちびってしまうことがあります。

きのえは、保護される前にすごく怖い体験をしたのかもしれないし、もともと臆病な性格なのかもしれません。
[日々、きのタロ。]沖縄で保護犬の里親になった話(4)きのえが我が家にやってきた!

ビビりはきのえの個性なので、無理に克服させなくてもいいと思っています。
[日々、きのタロ。]沖縄で保護犬の里親になった話(4)きのえが我が家にやってきた!

まとめと次回予告

保護犬の里親になるためには、保護犬施設の講習会や自宅訪問を受ける必要がある
我が家が参加した譲渡説明会では、犬を飼うための基礎知識やトレーニング方法などを学ぶことができた。
自宅訪問(事前環境調査)では、犬を飼育する環境が整っているかをチェックされた。
新しく家族になった保護犬きのえは、超絶ビビり犬。色々なことに少しずつ慣れてきたが、『ビビり』という性質は変わらない。
『ビビり』はきのえの個性なので、無理をさせずに気長に過ごそうと飼い主は思っている。

保護犬きのえを引き取るまでのストーリーはこれにておしまい♪次回は、保護犬を引き取るまでの大まかな流れを時系列でまとめます。
[日々、きのタロ。]沖縄で保護犬の里親になった話(4)きのえが我が家にやってきた!

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