我が家にお迎えする保護犬を探し始めて1ヶ月、ようやく保護犬きのえと出会い、家族になろうと決意しました。
しかし、こちらが決めただけではきのえを引き取ることはできません。保護犬を引き取るには、保護施設側の自宅訪問や飼い主のための講習会を受ける必要があります。
今回は、保護犬きのえを引き取るまでの手続きや準備内容についてまとめています。
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もくじ
保護犬の里親になるために必要なこと
保護犬の里親になる場合、いくつかの条件や手続きをクリアしなければなりません。
保護犬きのえを引き取った我が家では、この3つの条件をクリアしました。
譲渡講習会を受講する
沖縄県動物愛護管理センターから保護犬を譲りうける場合、約3時間の『譲渡講習会』に参加します。
譲渡講習会では、犬を飼うための心構えや必要な環境、トレーニング方法などを学ぶことができます。
保護施設によっては持参物もあるので事前に確認しておきましょう。私たちが参加した講習会では、以下が必要でした。
- 飼養環境事前確認書(Webからダウンロードして印刷)
- 印鑑
- 身分証明証
- 賃貸契約書(賃貸住宅の場合)
- 保証人の身分証明証(65歳以上世帯や独居世帯の場合)
犬を飼うために必要なアイテムをそろえる
沖縄県動物愛護管理センターの職員さんによる『事前環境調査』は、翌週に決まりました。
その日まで5日ほど猶予があるので、犬を飼うために必要なアイテムを飼い揃えます。
譲渡講習会で持ち帰った資料には『事前環境調査までに準備しておくもの』リストが添付されていました。
- リード・首輪
- ケージ
- フード(譲渡講習会でどのフードを与えているか教えてくれます)
- 食器(フード・水)
- キャリーケース
- トイレ・ペットシーツ
- お散歩セット
- ブラシ
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事前環境調査を受ける
保護犬を引き取る前に動物愛護センターの職員さんが自宅訪問し、犬を飼育できる環境かをチェックします。
実際に事前環境調査をしてもらった私は、『里親希望者が本当に犬を大切に飼う覚悟があるか』をチェックしているんだろうなと感じました。
- 自宅敷地は塀や門があり保護犬が逃げにくいか
- 室内飼いができるか
- 室内で犬が生活する環境が確保されているか
- 電気コードなど危ないものは犬がいたずらしないよう工夫されているか
保護犬きのえの里親許可がおりる
沖縄県動物愛護管理センターの職員さんによる事前環境調査が終わった後、30分後には『おめでとうございます!許可が下りました』と連絡がきました。
嬉しくて電話口で小躍りしながら、いつお迎えにいけばいいか確認したところ…『早い方がいいので今日でもいいですよ』とのこと!
1秒でも早く連れて帰りたい夫と私は、キャリーケースを車に積み込み、一目散にきのえを迎えに行きました。
窓口で必要書類を書き込んでいると、職員さんに抱っこされたきのえが登場。遠目にもわかるくらい小さな体をぶるぶると振るわせて怖がっていました。
恐怖心を落ち着かせようとキャリーケースに入れたところ、職員さんの腕にオシッコの跡が…。
ビビり犬への接し方などを教わり、キャリーケースの中で縮こまるきのえを連れて、帰路につきました。
ビビり犬きのえが我が家にやってきた
あらかじめ設置しておいたケージの中に、そっとキャリーケースを置いて様子を見ること1時間。キャリーケースの奥で丸まったきのえはピクリとも動きません。
キャリーケースの中に水とフードを置いて、引き取り当日はそっとしておきました。
その後、ものすごーくゆっくりときのえは周囲の色々なことに慣れていきました。
冷蔵庫がたまに『カチ』となる音や、遠くでゴミ収集車がビンを回収する音、風でひらひらと揺れるカーテン、庭の向こうで動くお隣さんの人影、家の中にいてもちびってしまうことがありましたが、少しずつ怖がらなくなっていきました。
あれから約1年4ヶ月、まだ風の強い日が苦手だったり、お散歩中に向かいから自転車が来るとちびってしまうことがあります。
まとめと次回予告
- 沖縄で保護犬の里親になった話(1)子犬か成犬どちらにしよう?
- 沖縄で保護犬の里親になった話(2)保護犬施設とペットショップとブリーダー、どこからお迎えしよう?
- 沖縄で保護犬の里親になった話(3)保護犬譲渡会の様子と保護犬きのえに出会うまで
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★準備中
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